「ママスタジアム」と「博報堂こそだて家族研究所」が ママの本音を直撃する調査企画『ママリサ』 ママ達の「子連れ旅行」の実態を調査
2016年03月11日
インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペース(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:河端伸一郎、証券コード:2122、以下インタースペース)は、ママ向けコミュニティサイト『ママスタジアム』(URL: http://mamastar.jp/)にて、『ママリサ~いまどきママリサーチ~』※の第4弾として、「ママ達の子連れ旅行」についての調査レポートを発表いたしました。
※『ママリサ~いまどきママリサーチ~』は、インタースペースと博報堂こそだて家族研究所が協働して調査を行なっています。
『ママリサ~いまどきママリサーチ~』では、現在日本で子育てをしている「ママの実態」を明らかにするために、さまざまなトピックについての「ママの考え」「ママの選択」を聞くアンケート調査を『ママスタジアム』内で実施しています。
今回は子育て中のママ達に、「子連れ旅行」に行く頻度や場所、誰が主導して旅行を企画するかなど、様々な観点で質問を行ない、また子連れ旅行ならではのトラブルやエピソード等について回答いただきました。ママ達の生々しい声による興味深い結果が得られましたのでご報告します。
<ママ達の「子連れ旅行」を徹底調査!>
◆アンケート設計:博報堂こそだて家族研究所
◆調査手法 :ママスタジアムでのインターネット調査
◆対 象 者 :子育て中の女性 n=427名
◆調査エリア :全国
◆調査時期 :2015年1月14日~2015年1月15日
<調査結果>
■子連れで国内レジャー旅行に行ったママは75%!帰省旅行も半数を超える
Q.2015年に子連れ旅行(1泊以上)に行きましたか?
<国内のレジャー旅行>
<国内の帰省旅行>
<海外旅行>
1泊以上の国内レジャー旅行に行った割合は75%。帰省で旅行した方も半数を超えました。回答いただいた方の多くは、小学生以下の子どもを持つ子育てまっさかりのママ達。子連れの旅行は大人同士の旅行よりも手がかかることもありますが、多くのママ達が子どもとの旅行を楽しんでいます。
海外旅行に子連れで行ったママは6%にとどまりました。
■子どもを楽しませ、いっしょに思い出を作りたい!
Q.旅行の目的は何ですか?(※複数回答可)
旅行の目的の1位は「子どもを楽しませたい」が回答率7割と圧倒的に多く、続いて2位は「親子の思い出をつくりたい」でした。3位は「子どもに新しい体験をさせたい」となり、子どものために旅行に行くことが子連れ旅行の主目的となっています。また「日常とはちがう場でリフレッシュしたい」(36%)「おいしいものを食べたい」(34%)など、ママ自身の楽しみも旅行中にかなえていることも伺えます。
■ママが言い出し、ママが手配する!子連れ旅行はママが主導
Q. 最初に旅行に行きたいと言い出した人は誰ですか?
Q.その旅行を手配した人は誰ですか?
最初に旅行に行きたいと言い出した人も、その旅行を実際に手配した人も1位はママ自身(58%)となり、多くの子連れ旅行は計画から実行までママが主導していることがわかりました。
■親世代(子どもの祖父母)と行く旅行での費用分担の実態
Q. 親世代に自分たちの分も支払ってもらったことがありますか?
Q. 親世代の分も自分たちで負担したことがありますか?
親世代(子どもの祖父母)といっしょに旅行に行く際の費用分担では、「親世代に自分たちの旅行代金も支払ってもらったことがある」という回答が55%、「親世代の分を負担したことがある」との回答は38%となりました。
■子連れ旅行ならでは!事前準備も荷物も多くなりがち
Q. 子連れ旅行に行く際に行う特別な準備を聞かせてください
≪ママ達から多く寄せられた回答をピックアップ≫
・子どもの着替えを多めに持っていく
・子どもの暇つぶしのおもちゃを準備
・道中のおやつや飲み物を準備
・保険証を持参
・宿泊施設などの子ども対応を事前確認
・オムツや離乳食を準備
小さい子どもとの旅行では、食べ物をこぼしたり、水にぬれたり、予期せず服を汚すことが多く、多めの着替えは必須のようです。道中も機嫌良く過ごしてもらうためには、おかしや飲み物、おもちゃなどの準備も大事。病気になった場合に備えての保険証や、オムツなどもたっぷり詰めて・・・子連れ旅行は荷物が多くなりがちです。
■2016年はこんな子連れ旅行がしたい!いちばん人気の旅行地は「沖縄」!
Q. 一緒に子連れ旅行に行きたいのは誰ですか?
「夫」と回答したママは過半数をやっと超え52%。それに続き「自分の父母」が43%となり、「夫の父母」はかなり下がり17%。気がねなく一緒にいられる自分の親と旅行に行きたいと考えるママが多いようです。
Q. 今年旅行に行きたい場所はどこですか?
ママ達が最も子連れ旅行で行きたい場所は「沖縄」でした。続いて「北海道」「東京ディズニーリゾート」「温泉」が人気となっています。海外ではやはり「ハワイ」や「グアム」など、旅行環境が整備された観光地が人気となっています。
■子連れ旅行のトラブルや、子どもの成長を感じるエピソード!
子どもと行く旅行にトラブルはつきものですが、普段とは違う場所で子どもの成長を感じられる貴重な体験になっているようです。ママ達に聞いた子連れ旅行のエピソードをピックアップしました。
【子どもが急に体調不良に!】
・旅先で深夜に子供が自家中毒で吐きつづけた。吐くたびに着替え、また吐くを繰り返したので着替えが全滅してしまった。
・息子は車酔いが激しくて、30分おきに休憩を入れないと車で移動が出来ない。所要時間はかなりかかるけど、それも楽しむつもりで休憩場所をいろいろ考えています。
・1ヶ月も前から予約して、本当に楽しみにしていた家族旅行。子供がいる家庭ならあるあるだろうだけど、前日から子供が嘔吐。当日まで様子見したけど結局当日キャンセル。楽しみにしていただけに、大人気ないけど、泣きたいほどショックでした。
【うんちやおしっこ、トイレのトラブル】
・高速が渋滞し、4歳の娘がトイレ―――――!仕方なく、1歳になったばかりの息子のオムツでさせました・・・。
・飛行機で着陸前のベルトサインがついた後の赤ちゃんのうんち・・・ベルトサインが消えるまで席を立てず大変でした。
・親が楽しみすぎて、長い間オムツ替えを忘れてしまい、オムツの容量をオーバー!
【子連れだからこそ実感する、旅行先でのホスピタリティー】
・娘のおねしょに対する、ホテルの神対応に頭が下がりっぱなしでした…一流の意識で運営しているんだなと感じました。
・子連れの海外旅行は、大人だけでは感じられない海外の方の優しさやサービスを知ることができて、より旅行が楽しくなりました。
【子どもの成長を感じた瞬間!】
・まだ歩けなかった娘が、旅行先で手をつないで歩くことができるようになった。
・昨年1ヶ月ほど沖縄の叔母の家に滞在してたら、5歳の娘が方言、訛りバリバリになりました。子供の吸収力ってすごーい!!
・次男が海を初めてみたとき、「うーーーみーーーー!!」といって、海の大きさに感動したのか、とてつもない大きな声で感激を表現してくれました。
今後も、『ママリサ』では、様々な視点で、いまどきママの実態について、調査してまいります。
【博報堂こそだて家族研究所】
子どもを持つ家族の消費やライフスタイルについて研究している、株式会社博報堂の専門組織です。
名 称: 博報堂 こそだて家族研究所
設 立: 2012年10月15日
所 長: 渋谷道紀 (博報堂常務執行役員)
上席研究員: 脇田英津子
メンバー : 30名(2015年3月5日現在)
【ママスタジアム】 http://mamastar.jp/
月間500万人以上のユーザーに利用される日本最大級のママ向けコミュニティサイト。子育て中のママ達が日夜熱く集い、育児や家族に関する喜びや悩み、ママ友やご近所関係についての相談、話題の社会問題やファッション・美容など、ママの日常を取り巻くあらゆることについて活発な情報交換がなされています。
またママに役立つ情報、気になる情報なども、ニュース記事として日々配信しています。
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