2017.10.17
パフォーマンス広告の領域を脱した
“新しいアフィリエイトの形”への挑戦
先日、弊社が運営するアフィリエイトサービス「アクセストレード」は、メディア向けコンテンツ制作支援および、提供サービスの拡充を目的としてコンテンツマーケティングのクオント社と業務提携 をし、よりメディア内のユーザー行動と広告収益によるマネタイズの相関性をを把握して支援を強化する取組みを開始。
メディアの新たなマネタイズの形をつくるために奮闘する竹内のインタビューです。
パフォーマンスマーケティング事業部
マーケティング局 データ&アライアンス
竹内 亜美
熱量を持って伝え、人を巻き込んでいく
今回の業務提携のプロジェクトを進めるにあたって、まずメディアさんにヒアリングをしてニーズを探り、ニーズを固めて、それに対してどういうプロダクトであればソリューションとしてなりうるかを模索しました。率先して自分でプロダクトを進める段階で、自分が何をやるべきか、誰に何をいつまでにお願いするべきか、目標とする数値のスケジュール管理など、全体のマイルストーンを立てました。社外とのアライアンスになるので、インタースペースのメリット、ランサーズ側のメリット、キャッシュポイント、メディア側のメリット、たくさんの属性とKPIがあるなかで何を優先していくかなどのテクニック面での学びも多くありましたが、一番の学びは、自分一人じゃ何もできないって自覚したことが一番大きいですね。営業やっている時は、自分の数値がついてくれば一人で何でもできるって思いがちだったんですが、今回の社外とのアライアンスの取組みで、「人のニーズに沿わせていかないと巻き込んでいけないということ」、「相手にもメリットがあることを追求し、皆のメリットが合致しないと物事が進んでいかないということ」を学びました。自分だけでは何もできないということを自覚して、みなさんの力をお借りするために、「こうしたいんです!」とプロダクトの趣旨を熱量持って伝え、何に対して協力してもらいたいかを各担当に明確にして、とにかくサポートいただくみなさんにお願いしました。今回、協力してもらったみなさんのためにもいい取組みにしたいと思っています。
自分のできないところに戦いにいくために 何が必要なのかを考える
自分のできる範囲でしか戦わないのではなく、“自分のできないところに戦いにいくために何が必要なのか”を考え行動するために、「相手のニーズを適切に汲む」、「自分のできないことを知る」ことを意識して取り組んでいます。自分が知らないことを知った風、できないことを出来た風にせずに、「本当に理解しているんだろうか」ときちんと自問自答して、“理解していないものは理解するまでやること”“自分が知らないことをそのジャンルのプロにお願いして聞くこと”は何かプロジェクトを動かす上でとても重要だなと痛感しています。人のニーズを汲んで巻き込みながら進んでいくことは、皆と一緒に何かをつくっている感があって楽しいですね。
パフォーマンス広告の領域を脱した 新しいアフィリエイトの形をつくりたい
従来、広告におけるBtoB間のコミュニケーションでは、パフォーマンス(広告clickやCV)の主張が強かったのですが・・・パフォーマンスだけに始終した先には「本来そこに広告が必要だったのか問題」が隠れていると思っていて。より、ユーザーに焦点を当てたサービスに育てていきたいというのが目標です。ユーザーニーズの定量化や、ユーザーの態度変容を数値化して、パフォーマンス広告の領域を脱した新しいアフィリエイトの形を、メディアや広告主とつくっていけるとよいなと考えています。
■アクセストレードについて
http://www.accesstrade.ne.jp/