2018.04.17
INTERSPACE GROUP 社長インタビュー#02 4MEEE株式会社
女性向けの発信力のあるメディアとして多くの女性に支持されている“4MEEE”“4yuuu!”
2018年1月インタースペースグループにジョインし、2018年3月23日にロケットベンチャー株式会社改め、4MEEE株式会社になりました。当社が運営する女性向けメディアとの取組みとの相乗効果においても更なる拡大を目指します。子会社社長インタビュー第二回目は、今までとこれからの“4MEEE”について代表取締役社長に就任した坂梨のインタビューをお届けいたします!
坂梨 亜里咲
4MEEE株式会社 代表取締役社長
2014年 ロケットベンチャー株式会社が運営する女性メディア「4MEEE(フォーミー)」の立ち上げに参画。2018年1月インタースペースグループにジョインし、2018年3月23日に4MEEE株式会社 代表取締役社長就任
“4MEEE with私”
――インタースペースグループにジョインした「4MEEE」ですが、立ち上げのきっかけは?
新卒でECサイトを運営する会社に入社し、ネットショップ運営に携わりました。その後、2014年にネット通販に集客する女性メディアをつくる目的で「4MEEE」を当時の創業メンバー4人で始めました。それから3年経ったメディアバブル時に、将来の自分のありたい姿が見えなくなっていて。“自分でロールモデルをつくっていくしかない”と思いフリーランスに転身。自分探しの半年間でしたね。
――フリーランスを経てから「4MEEE」に戻ってきたんですね。自分の中で何か変化はありましたか?
それまでは“4MEEE with私”というくらい4MEEEと共に成長を感じていたので、一人になってみて自分をすごくちっぽけに感じたんです。一度離れてみて、改めて4MEEEが好きだなって思いましたね。今まで以上に4MEEEに対する想いは強くなりました。
――「4MEEE(フォーミー)」ってどんなメディアですか?
25~32歳のアラサー世代をターゲットにしています。“精神力の強い自立した女性”に響くような記事を執筆しています。4MEEEの雑誌の表紙には、精神力の強い自立した女性の象徴として紗栄子さんや沢尻エリカさんを起用していたりします。マネタイズは、記事広告やタイアップがメインです。タイアップジャンルは、女性にまつわるものであれば全般的に扱っていますが、圧倒的にコスメが多いですね。シーズンによってはインテリア系などもあります。インフルエンサーや芸能人に使用いただいたものを記事化したり、広告主の世界観を体感するイベントを企画運営しています。
――「4MEEE(フォーミー)」の世界観はどうやってつくられているのでしょうか?
“精神力の強い自立した女性”をターゲットにしているので、フワッというよりパキッをイメージして撮影をしています。起用するインフルエンサーにもこだわっていて、CanCam・ViVi ・JJ などで活躍されていた読者モデルさんやインスタグラマーさんをアサインしています。常にモテ要素は意識していますね。
――運営体制を教えてください
「4MEEE」と「4yuuu!(フォーユー)」の編集部があります。編集、デザイナー、営業、外部の専属ライターさんがいます。インフルエンサーさんやカメラマンさんも含め稼働が多いので、メディアのコンセプトや世界観をしっかり伝えることは大事ですね。
変化のスピードに柔軟に対応していくメディアへ
――メディアを大きくしてきたなかで、力をいれてきたポイントはありますか?
女の子を飽きさせないことですね。女の子たちの変化のスピードに柔軟に対応していくメディアでありたいと思っています。以前は4コマでサクッと読めるというコンセプトでやってきましたが、ここ数年は読者の方のメディアリテラシーが高まり、「もっと詳しい情報が知りたい」という思いが強くなったのを感じて、4コマ以上の記事にしています。“接触回数をいかに増やすか”を考え、女の子の変化に応じて新しいチャレンジを続けています。また、昨年はリアルイベントにも力を入れてきました。直接読者と繋がることができますし、数字では測れない世界観を伝えることができるためクライアントさんの満足度も高いです。WEBとリアルイベントとの融合で今後も4MEEEのファンを増やしていきたいなと思っています。
――インタースペースグループの一員となりましたが、今後どういった連携をしていきたいですか?
既に女性向けメディアである「ママスタジアム」を運営されているので、メディアに対してとても理解力があり、本当に心強いです。4yuuu!はママ向けメディアなので、ママスタとの連携した取り組みやアフィリエイトの取組みにおいても連携していきます。今後は、インタースペースグループとして相乗効果を発揮できるような取組みを推進していきます。
――女性向けメディアって今後どうなっていくと思いますか?
変化のスピードは速いと思っています。ここ数年メディアブームを通じて、いつの時代においても“時代に合わせてコツコツと真面目に運営を続けていくこと”が大事なんじゃないかなと感じています。インフルエンサーにおいても、読者モデルに始まり、ブロガー、twitter、インスタグラマーと多様化してきていますが、常に自分の強みを理解して時代に乗っかっていくことが生き残るポイントのような気がしています。あとは、インターネットで聞けるラジオ系の音声メディアにも注目しています。4MEEEの記事を音声で執筆できるようにすればもっと楽にコンテンツ制作もできるんじゃないかなと思っています。
4MEEEファンを全国で増やしていきたい
――最後に、今後の展望をお聞かせください
これまで以上にメディアを伸ばしていきたいです。今までは関東圏、関西圏をメインにやってきましたが、今後は地方の方にもたくさん知っていただく機会をつくるために、コラボ企画も積極的にやっていこうと考えています。まず第一弾は私の故郷でもある宮崎県からスタート。宮崎県の観光スポットの記事化や、宮崎で買えないブランドを取扱った「4MEEEセレクトショップ」をPOPUPとして限定で展開予定です。3日間で1,000人くらいの集客を見込んでいます。47都道府県制覇を目指して、地方活性化に繋がる取組みにも力を入れていきたいですね。
■4MEEE
https://4meee.com/
■4yuuu!
https://4yuuu.com/