Home ブログ SERVICE 「不安定な今だからこそ、ヨガを身近に」ヨガジャーナル日本版とヨガジャーナルオンラインがそれぞれのメディアを通して伝えたいこととは

「不安定な今だからこそ、ヨガを身近に」ヨガジャーナル日本版とヨガジャーナルオンラインがそれぞれのメディアを通して伝えたいこととは

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右)雑誌編集長 古川 久美子  
左)WEB編集長 渋谷 敦子


   

日常をより豊かにするヒントを発信する「ヨガジャーナル」

―「ヨガジャーナル」について、どのようなメディアなのか教えてください

古川:「ヨガジャーナル」は、1975年にアメリカのサンフランシスコで創刊した媒体です。
アメリカではポピュラーな雑誌で、30万部以上発行しています。現在は、世界13カ国で雑誌やオンラインの形態で翻訳版が出ています。
     
日本版は、雑誌・オンラインメディア共に当社が運営していて、それぞれの媒体の特性を活かしたコンテンツを発信しています。雑誌『ヨガジャーナル日本版』は、2008年に翻訳版がスタートして、ヨガを愛する初心者からベテランまで役に立つヨガの専門誌として、年6冊の出版をしています。

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渋谷:「ヨガジャーナルオンライン」のコンセプトは、「ストレスフルな人にヨガ的な解決を提案するライフスタイルメディア」です。「自己や他者、社会と繋がること」をヨガの本質と捉え、ポーズだけではなく、ボディメイクやダイエット、食事、美容、ライフスタイル、ストレスケアのためのマインドフルネスなど幅広いテーマで発信しています。
     
2020年4月からは、ダイバーシティをテーマにしたコンテンツもスタートしています。

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-雑誌とWEBの読者像について教えてください

古川:雑誌の読者層は40代がメインです。男女比は2:8くらいです。
基本的なポーズから上級者向けのポーズの練習法や攻略法まで、より詳しく掲載しているため、ヨガの教科書のように読んでくださっているイメージです。
    
最近ではメンズヨガの人気も高まってきていて、ヨガ愛好者のアンジャッシュの児嶋一哉さんのメンズヨガの連載も好評です。
    
渋谷:オンラインは30〜40代がメインで、月間380万PV、140万UUです。WEBという特徴から、ヨガだけではなく、自分の不調や気がかりを解消したいという想いがきっかけでご覧いただいているユーザーも多いです。
      
最近は男性向けにもアプローチしており、プロアスリートを指導するスポーツトレーナーによる男性向けのボディメイクや不調解決について発信したり、記事によってはサムネイルを男性寄りにしています。

     

―人気コンテンツを教えてください

古川:一番人気の特集は、「体が硬い人のためのヨガ」で、毎年“その年一番売れた号”になるほどの鉄板企画です。
どんなに体が柔らかいインストラクターも自分のことを体が硬いと思っているんですよ。
初めから体が硬い人と定義することで、読者はより自分事としてこの特集を読んでくれているようです。「体が硬い」という大前提から、どうやって自分の可動域を広げていくかを紐解いて筋トレ、ストレッチなど色々な方法で提案をしています。
     
渋谷:オンラインではヨガだけに限らず、ストレッチやダイエット知識の記事も発信していますが、共通しているのは「運動が苦手だけど、これならトライできる」という実践しやすいテーマの記事は人気です。また、「管理栄養士が教える太りにくい食べ方」など、健康を目的にした身近な食に関する記事も人気です。
    
その他、ハリウッドで活躍されている日本人女優の藤井美穂さんのコラムが人気です。彼女はプラスサイズモデルとして、ボディポジティブを発信しています。

     

ヨガを身近なものに。大事なことはヨガを通じて自分を知ること

-どのようなことを意識してメディアを作っていますか?

古川:雑誌ではヨガの上達を目的として企画を立てていますが、最近は問題解決法としてヨガを始めていただけるような企画も考えています。例えば、腰痛と言う悩みがある人に対して、「ヨガで腰痛の解決もできるんだよ」と健康誌の様な切り口で提案するようなオリジナル記事を増やしています。専門誌ながらもヨガ目的ではなくて、解決法としてヨガを提案し、まだヨガをやったことがない方や50代、60代の方にも役立つ情報を掲載しています。

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特にコロナ禍でおうち時間が増えたなかで、新しく体を動かしてみたくて「ヨガだったらできそうだな」と思う方々が増えてきている印象です。なので、最近は自宅でできる簡単ヨガの練習法、「ながら」でできるヨガやヨガを習慣化させるコツなど、おうち時間でヨガを取り入れていただけるような記事を掲載しています。
    
渋谷:オンラインでは記事をきっかけにヨガを知ってもらい、‟ヨガを身近なものに感じてほしい”という想いでメディアに携わっています。

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オンラインでのミッションのひとつとして掲げているのが、「ヨガへの誤解を解きたい」ということです。2020年11月に社員アンケートをとりましたが、「ヨガは体が柔らかくないとできない」「ヨガって女性がやるんでしょ」「宗教っぽいのではないか」など、色々なイメージや誤解がありました。
    
でも実は、ヨガは難しいことは全然してなくて、凄いポーズをとれたから凄い訳じゃなく、ヨガを通して自分を知ることがとても大事なんじゃないかと考えていて、その誤解を解くために色々な切り口で情報発信しています。

 

コロナ禍でもおうちで楽しめるコンテンツを企画

―コロナ禍でヨガの需要は高まっていると感じますが、力を入れているコンテンツを教えて下さい

古川:コロナ禍でよりおうち時間が増えたことによって、本誌を教科書にしながら、家でヨガができるということを念頭において全ての企画をしています。
    
なので、YouTubeなどを見なくても1冊買えば色々なヨガのポーズがマスターできるように、ポイントや注意点を細かく載せています。

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渋谷:オンラインでは、インスタライブを8月から始めていて、最近人気なコンテンツは臨床心理士でヨガインストラクターの方とヨガ哲学の先生とのトークライブです。
     
コロナ禍で人とのつながりが減り、モヤモヤしている気持ちを抱えている人やそれをどう解決したらいいか分からない人にホッとできる場を提供できるように企画しています。
また、今月からは8週連続で40、50代女性の方をターゲットとした「ビューティーマインドフルネス」というレッスンもスタートしました。マインドフルネスを知らない人や、初心者の方でも気軽に参加していただけるような企画です。

 

ヨガのあるライフスタイルを発信して、ヨガの良さを広めたい

-最後に今後の展望についてお聞かせください

古川:コロナ禍でヨガを始めた方も増えてきたなかで、雑誌でもオンラインでもよいのですが「ヨガジャーナル」を認知してもらい、ヨガの良さをさらに広めていけたらいいなと考えています。
     
また、『ヨガジャーナル日本版』や「ヨガジャーナルオンライン」の愛読者による「#ヨガジャーナルフレンズ」というコミュニティがありまして、いわゆるモニターのような方が70名程います。その方々が今後様々なかたちで、ヨガのあるライフスタイルを発信できるよう育てていけたらいいですね。

   

【メディアリンク先】
公式サイト: https://yogajournal.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/yogajournalonline/
Twitter:https://twitter.com/yogajournaljp
Instagram:https://www.instagram.com/yogajournalonline
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCA4o7Ile5s_s7f8_QbJIrsA

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