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サービスのブランド価値をつくり、事業成長に貢献する

2025年までに5兆円規模に成長するとみられているフェムテック市場。
インタースペースグループでは、『Moon(ムーン)』という生理日予測&排卵日予測アプリを10年以上運営しています。グループ会社の4MEEE株式会社は、より幅広い年齢層の女性に寄り添えるアプリにしたいと考え、全世代に向けて、無料で使える生理日管理/ヘルスケアアプリ『4MOON(フォームーン)』を新ブランドとしてリリースしました。

4MOONのアプリ開発において、クリエイティブグループでデザインを担当している森田にサービスの特徴や新デザインについて、デザイナーの立場からどうやってサービスの成長に貢献しているのかをインタビューしました。

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メディア&ソリューション事業部

クリエイティブグループ

森田 明日香

   

全ての女性のための体調記録アプリ「4MOON」リリース!

―普段の業務内容について教えてください

クリエイティブグループで掲げる「各サービスのブランド価値を上げる」というミッションのもと、デザイン、時にはディレクションやコーディング、またUX的な視点が必要だと感じたシーンでは、アンケート設計やインタビュー調査、チームに向けてファシリテーションなどもしています。

       

―4MOONについて教えていただけますか

『4MOON(フォームーン)』は、月経周期により繰り返し変化する女性のカラダとココロに寄り添うヘルスケアアプリです。あらゆる世代に向けて、誰でもカンタンに体調記録を続けられるアプリを目指しています。

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4MOONは、多機能であり、他のサービスに比べて無料でできる事が多いこと。
また、ダイエット中、避妊したい時期、妊娠中、生理が終わったあとなどの様々なニーズに合わせて自分仕様にカスタマイズができるところが特徴です。

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―4MOON開発における役割と進行について教えてください

「4MOON」は、昨年10月頃から7か月間の開発期間を経て5月にアプリリリースしました。私は、下記の役割を担いました。

・ユーザーインタビュー/定量リサーチ
・サービスにおけるターゲットユーザーをチーム内で共有する取り組み
・サービス全体のワイヤー設計
・サービス全体のデザイン作成
・デザインコンセプト作成
・ビジュアルイラストのディレクション
・サービスロゴ作成
・webページデザインやコーティング

 

スタート段階では、生理日管理、カレンダー機能を備えたアプリを開発するという初期構想はありましたが、チーム内で共通認識として、リアルなユーザー像のイメージが持てていませんでした。

情報設計するにあたって、ターゲットユーザーを明確にする必要があったため、まず世代別で社内でインタビュー調査をし、実際に体調記録や生理日管理をどのように行い、どのようなアプリを活用しているのか、カレンダーアプリをどのように使っているのかなど、それぞれの世代のニーズを探りました。

調査した結果、私たちは「体調に課題のある人」に対して、課題解決のために長く使っていただける体調管理アプリを作ろうという共通認識を持つことができました。

    

ユーザーへの共通認識を合わせることが、ブランド価値を高めるポイント

―最初にチームでしっかり共通認識を合わせることは大事なことなんですね。どのようなことを意識して取り組んだのでしょうか

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皆で共通認識を合わせることで、物事の判断がスピーディーになるので開発を進めていく上で大事なポイントだと思っています。

デザイナーとしても、UIを設計する上で軸がないと作れないので、私自身も言語化できてなくもやっとした部分に関して、最近は、miro(ミロ)というオンラインホワイトボードツールを使って、絵図を描いて共有することで、チームの皆さんのイメージが湧きやすいようにしています。

私は話上手ではないので、「私の頭の中はこうなっていますが、皆さんと同じでしょうか?」みたいに(笑)絵図で過程を見てもらうことでコミュニケーションロスをクリアにすることを大事にしていますね。

    

―4MOONの開発において、様々な役割を担っていたかと思いますが、一番、苦労したことは何でしょう

デザイン化するまでに、サービス全体のワイヤー設計をするんですけど、最初4MOONは3~4つのアプリを合わせたほど、作りたい機能がたくさんあって…(笑)

なので、情報をどういう風に遷移させるか、カテゴリをどう分けるかなど調査する時間がかなりかかりましたね。

     

―今回、デザインにおいて拘った部分や力を入れたところはどこでしょうか

現代的な女性に好感をいだいてもらえるデザインを目指しました。また、情報量が多い画面が多かったり、モードによってレイアウトが変化する画面もあるため、綿密な情報設計を行い、どんな人が使っても心地いいデザインを意識して作っています。
        

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―普段、デザイナーとして意識していることや心掛けていることはありますか?

手を動かす前に、たくさんの情報(ユーザー/競合/流行など)を入れる事と、デザイナーとして中立的立場で、ビジネス視点とユーザー視点の両方を見て、そのタイミングで最適なデザイン提案を行うことです。

   

―最後に、今後の展望をお聞かせください

4MOONだけでなく、各サービスのブランド価値を上げていくことを大事にしているので、各サービスのブランディング推進と、その過程で関係者間のユーザーへの共通認識を合わせる取り組みを頑張りたいと思っています。
    
日々走り続けている状況下で、微妙に皆のユーザーのイメージがずれてしまうことはあることです。そういった時に、部署のサービス開発において調査やインタビューのフェーズに関する文化をより浸透させて、正しい方向に導くことで、チームとしてブランド価値を上げていくことに貢献できればいいなと思っています。例えるとバスガイド的な役割ですね(笑)

4MOONは、これから日記機能、食事記録機能、サブスクリプション(医療相談できる有料プラン)コンテンツもスタート予定で、更に機能も充実させていく予定です。楽しみにしていてください!

 

■4MOON 

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