2023.05.10
【2023年9月期 第2四半期決算】2Q増収、インターネット広告事業・メディア事業ともに順調に推移
当社は、2023年9月期第2四半期決算オンライン説明会(機関投資家・アナリスト・報道関係者向け)をズームにて開催いたしました。
2023年9月期第2四半期のグループ連結業績の取扱高は130.9億円(対前年同期比6.8%増)、売上高は37.7億円(対前年同期比7.6%増)、営業利益は5.6億円(対前年同期比4.5%増)となり、広告事業を中心に堅調に推移し前年に対して増収増益となりましたが、前期に計上された投資先ファンドの売却益等の影響により、経常利益は6.1億円(対前年同期比12.6%減)となりました。
10ヵ年上期業績推移では、広告事業の好調により取扱高は高水準で、営業利益も過去2番目に高い水準となりました。
◆広告事業、取引高に伴い事業利益も高水準
事業別状況を見ると、インターネット広告事業は取扱高121.4億円(対前年同期比7.4%増)、事業利益6.6億円(対前年同期比4.2%増)となりました。
国内「アクセストレード」において、サービス分野が好調に推移し、事業全体では取扱高は回復傾向にあり、事業利益も高い水準で推移しています。
店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」は、継続課金型(ストック)サービスの販売チャネル拡大に注力したほか、新たな収益の積上げを図るためクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」をリリースしました。今後もストック収益の積上げに注力していきます。
海外事業では、金融・EC分野を中心に堅調に推移しました。一方、ベトナムはクライアントの広告予算縮小により一時的に減少し、取扱高が対前年同四半期比2%減となりました。展開する東南アジア各国での基盤固めに注力し、市場のシェアアップを目指していきます。
◆メディア事業、売上高は過去最高。比較サイトが大幅に伸長。
メディア事業においては、消費者にとって有益かつ質の高いコンテンツやサービスの創出に注力しています。主力の日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」はネットワーク広告表示規制の影響によりコンテンツメディアの売上高は減少したものの、比較・検討型メディアの売上高は「人材・求人」ジャンルの広告需要を取り込み、広告成果の獲得が大幅に増加。前年比45%増の過去最高数値を更新しました。結果、メディア事業セグメントの売上高も過去最高数値にて着地し、売上高14.3億円(対前年同期比11.6%増)、事業利益2.9億円(対前年同期比3.5%増)となりました。
ママスタでは全国のママ・パパたちの声が政策に反映されるよう、ママ・パパたちと行政をつなぐ活動や情報を発信しています。
ママスタは全国のママ・パパたち3万人以上から子育てに関するアンケート調査を行い、政治家のみなさんに伝えたい要望を代表して、自由民主党「こども・若者」輝く未来実現会議を通して提出し、また小倉こども政策担当大臣へ直接提言する機会をいただき意見交換をしました。他にも子育て支援や政策に関して、東京都知事 小池百合子さん、千葉県知事 熊谷俊人さんなどのインタビュー記事を発信しています。
グループ子会社のユナイトプロジェクトが運営する学習塾ポータルサイト「塾シル」の掲載教室数は約9,500教室となり順調に増加しています。
今後、まなびに関する様々な情報を発信する「ママスタまなび」との連携強化をし、次なる収益の柱へと成長させてまいります。
事業の状況としては、ユーザーにより検索してもらうため、掲載教室数の増加を最優先事項として強化しています。検索される教室数が増えることで、よりメディアの利用者数も増え、送客するユーザーの増加によって収益が加速すると計画しています。同時にメディアのコンテンツもより充実させ、事業の拡大を図っていきます。
引き続き、広告事業・メディア事業において新たな価値を創出し、国内はもちろんグローバルでも事業展開を加速し、これまで以上に皆さまや社会に貢献できるサービスを目指してまいります。
決算説明資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。
詳細は下記よりご覧ください。
IR情報: https://www.interspace.ne.jp/ir/
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/interspace2122
公式twitterページ:
広報担当 https://twitter.com/pr_interspace
IR担当 https://twitter.com/ir_interspace