2023.08.09
【2023年9月期 第3四半期決算】インターネット広告事業は横ばい、比較型メディアが前年四半期比51%増で増収にて着地
当社は、2023年9月期第3四半期決算オンライン説明会(機関投資家・アナリスト・報道関係者向け)をズームにて開催いたしました。
2023年9月期第3四半期のグループ連結業績の取扱高※は194.4億円(対前年同期比2.9%増)、売上高は55.2億円(対前年同期比4.8%増)、営業利益は6.8億円(対前年同期比15.3%減)、経常利益は7.5億円(対前年同期比24.5%減)となり、売上高は前年に対して増加しましたが、一方でネットワーク広告単価の減少の影響によりコンテンツ型メディアの収益が減少し減益となりました。
◆広告事業、取扱高は前年比で増加。ストアフロントの自社コンテンツが引き続き好調
事業別状況を見ると、インターネット広告事業は取扱高180.9億円(対前年同期比3.5%増)、事業利益9.1億円(対前年同期比6.2%減)となりました。
国内「アクセストレード」においては、サービス分野を中心に堅調に推移しましたが、金融分野では一部広告主の広告予算縮小の影響を受けて落ち込みました。
店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」は、既存の継続課金型(ストック)収益が順調に伸びています。また、新たな収益源の拡大を目指し提供を開始したクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」のユーザー獲得にも積極的に取り組み、ストックユーザーの積上げが見られています。
海外事業においては、インドネシアとタイで堅調な推移を見せていますが、ベトナムでは大手クライアントの広告予算縮小により、取扱高が前年同四半期比で16%減少しました。
◆メディア事業、閲覧数は好調に推移。比較型メディアが前年四半期比51%増で売上高は増加
メディア事業においては、主力のママ向け情報サイト「ママスタ」でネットワーク広告単価が減少した影響によりコンテンツ型メディアの売上高は伸び悩みました。一方で比較・検討型メディアは「人材・求人」ジャンルの季節需要を取り込み、前年四半期比51%増と大幅に成長。売上高20.6億円(対前年同期比8.5%増)、事業利益3.6億円(対前年同期比19.3%減)となりました。ママスタの自社メディアの閲覧数は好調に推移しており、さらに他メディアも大幅に増加しています。
ママスタは、より良い未来を築くために、全国のママ・パパたちの声が政策に反映されるよう、ママ・パパたちと行政をつなぐ活動を展開し、情報を発信しています。
子育て支援や政策に関して、東京都知事 小池百合子さん、千葉県知事 熊谷俊人さん、千葉県流山市 井崎義治市長などのインタビュー記事を発信しています。
グループ子会社のユナイトプロジェクトが運営する学習塾の検索サイト「塾シル」において、有料契約教室数が約11,300教室にまで拡大しました。塾シルは「個別」の資料請求モデルを導入しており、お問い合わせ1回につき1教室への申込みが可能です。この特徴から高い入塾率が実現され、10,000教室を突破して順調に増加しています。
今後、まなびに関する様々な情報を発信する「ママスタまなび」との連携強化をし、次なる収益の柱へと成長させてまいります。
検索対象の掲載教室数を増加させ、メディアの利用者数も増やし、収益の成長を加速させることを計画しています。同時にメディアのコンテンツも充実させ、事業を拡大していく取り組みを進めています。
引き続き、広告事業・メディア事業において新たな価値を創出し、国内はもちろんグローバルでも事業展開を加速し、これまで以上に皆さまや社会に貢献できるサービスを目指してまいります。
決算説明資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。
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2023年9月期 第3四半期決算説明会資料
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