近年、企業がデジタル時代に適応するために、ChatGPTなどのAI技術を取り入れる企業が増えています。当社もChatGPTワイワイプロジェクトを発足し、今話題のChatGPTを皆で使ってみながら、「何ができるのか。」「うまく使いこなすにはどうすればいいのか。」など機能や可能性を学び、実際に業務にどのように活用できるかを議論し、アイデアを生み出すChatGPTアイデアコンテストを開催しました。

 

ChatGPTワイワイ・プロジェクトとは？！

ChatGPTワイワイ・プロジェクトは、エンジニアや営業など職種を超えて社内のさまざまな部門から集まった社員たちがAI技術を学び、実践的なアイデアを提案する場を提供しています。このプロジェクトの目的は、最新のAI技術を活用して業務の効率化や新たなビジネスチャンスの創出を目指す組織風土を築くことです。
　　　
今回、個人・グループ・事業部が知識を共有するオンライン勉強会「IS学び場」で、ChatGPTアイデアコンテストの発表会を行いました。さまざまな部門から集まった社員28名8グループの発表者がオンライン・オフラインでそれぞれ発表し、今回のプロジェクトに参加していない社員たちにもアイデアを共有しました。

 

まずは、ChatGPTワイワイ・プロジェクト運営者でシステム企画開発部　執行役員の吉越から今回のプロジェクト発足の背景や目的などを説明し、その後に各チームのアイデアを発表しました。 

サーチオプティマイズ

ユーザー対経験向上のためメディア内検索にChatGPTを利用したセマンティック検索とインタラクティブ検索導入の可能性を検証するアイデア

短信資料分析法

ChatGPTを利用したWEBアプリケーションを構築し、短信資料を効率的に分析し、わかりやすく価値ある洞察を導き出すアイデア

 接客ツール Michishirube

カスタマーサポート向けのAI接客ツールによって、迅速かつ正確なサポートを提供するアイデア

記事支援ツール

AIを活用して記事の執筆支援を行い、クオリティの高いコンテンツを効率的に生成するアイデア

 IR活用営業術

企業向けの営業活動をAIがサポートし、商談前の企業分析と営業戦略、商談後の議事録作成と営業戦略を提示し、営業活動の効率性と成功率を向上させる アイデア

 AI秘書「FUN太ちゃん」

人工知能を秘書として活用し、商談管理と営業活動を最適化するアイデア

 Influencer業務自動化

AIを活用して、インフルエンサーの新規開拓業務の自動化をし、ターゲット層への訴求力を向上させるアイデア

クリエイティブチェッカー｜Type-315

AIによるクリエイティブ審査の導入よって、効率的で正確な記事の品質管理をサポートするアイデア

ChatGPTは非常に有用なツールですが、その機能を完全に理解することや情報の精度を保つことにはまだ課題があります。業務効率化や情報収集など、幅広い活用範囲がありますが、使い方の難易度や情報の精度にばらつきがあります。また、情報セキュリティに対する最新の注意が必要など、今後のさらなる研究が重要になってきそうです。
　　　
プロジェクト実施後のアンケートでは、プロジェクトを楽しめた方は100％という結果に！「通常業務とのバランスを取るのが難しかった」という課題も挙がりましたが、多くの方が他部署や他職種のメンバーとの交流を楽しみながら、グループワークを通じて学びを深めることができたようです。
　　　　
提案されたアイデアの中には実際に通常業務で活用され効率化を実現している事例もありました。また、RPAの導入や改良を重ねることで新たな価値が生まれる可能性がある面白いアイデアも多かったです。
　　　　
ChatGPTワイワイ・プロジェクトは、2回目も開催が決定。社内で新たなメンバーを募集中です。今後もプロジェクトでは新たなアイデアとAI技術を結びつけ、チャレンジを促進する体制を整備し、新たな価値の創出を目指していきます！

インタースペースでは一緒に働く仲間を募集しています！