2024.11.15
【2024年9月期 決算】中期経営計画初年度の連結業績は増収減益で着地
当社は、2024年9月期決算説明会(機関投資家・アナリスト・報道関係者向け)をZOOMにて開催しました。
2024年9月期通期のグループ連結業績は、取扱高※274.1億円(対前年比5.8 %増)、売上高79億円(同8.6%増)、営業利益5.5億円(同29.8%減)、経常利益4.9億円(同46.0%減)と増収減益となりました。
◆マーケティングソリューションのストック収益が大幅成長し、引き続き好調。
パフォーマンスマーケティング事業は、取扱高256.6億円(対前年比6.3%増)、事業利益10.5億円(同12%減)となりました。
国内パフォーマンス広告は、金融やサービス分野が堅調に推移しました。また、マーケティングソリューションでは、自社アプリのクラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」や迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」の会員数を着実に伸ばし、取扱高も48.0億円(前年比29.7%増)となりました。
海外パフォーマンス広告では、インドネシアが好調に成長し単体での黒字化を達成、事業全体の損失の縮小に大きく貢献しました。
事業トピック
【日本】
マーケティングソリューションでは、特に自社アプリの「ポケットバックアップ」や迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」の利用者数が大幅に伸長し、前年比13%増加となりました。また、解約率は1.3%と非常に低く、継続率の高い商品提供が実現できています。
【海外】
2024年10月、ロンドンで開催された「Global Performance Marketing Awards 2024」で、当社の取り組みが「Best Affiliate & Partnership Strategy (APAC)」「Best Affiliate & Partnership Strategy (Southeast Asia)」の2部門で最優秀賞を受賞し、国際的に高く評価されました。
今回の受賞は、協力的なコミュニティ形成、二段階報酬制度、AIによる品質管理でクリエイティブと信頼性を強化した V-Creatorキャンペーンの 取り組みが評価されました。
◆メディア事業、比較・検討メディアの売上高は前年四半期比21%増加と好調に推移
メディア事業は、売上高29.4億円(対前年比9.8%増)、事業利益3.2億円(同16.4%減)となりました。コンテンツメディアは、広告単価の低迷が3Q以降に影響したものの、売上高は前年比で6.9%増加。また、比較・検討メディアでは人材系広告の需要が拡大し、売上高は前年比で12.6%増加しました。
2025年9月期事業方針と中期経営計画
▼事業方針
当社グループは中期的なビジョンとして「パフォーマンスマーケティング領域でAsiaトップポジションを目指す」を掲げ、Global市場に向けた積極的な事業展開を行っています。
2025年9月期の事業方針は、「生産性向上と商品力強化」「収益基盤の安定化と投資推進」「海外事業の成長投資の推進」に取り組んでいきます。
▼FY2026の目標経営指標を上方修正
マーケティングソリューションが当初計画を上回るペースで成長を遂げていることから、FY2026の目標経営指標を上方修正し、売上高100億円、営業利益15億円、ROE15%以上の達成を目指します。中期経営計画3年目に向け、既存事業の収益基盤強化と成長事業の拡大に一層注力していきます。
引き続き、広告事業・メディア事業において新たな価値を創出し、国内はもちろんグローバルでも事業展開を加速し、これまで以上に皆さまや社会に貢献できるサービスを目指していきます。
決算説明資料(全ページ)は、当社コーポレートサイトにて公開しています。
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