8割強がお金や時間のなさに悩む！？ママスタが子どもの体験格差が生じる理由を調査

2023年06月19日

インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペース（所在地：東京都新宿区、代表取締役社長：河端伸一郎、証券コード：2122、以下インタースペース）が運営する、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」（URL: http://mamastar.jp/）。今回は情報発信メディア「ママスタセレクト」において、「習いごとや家族旅行などの体験格差」に関するアンケートを実施いたしました。

今回ママスタセレクトでは「子どもの習いごと、クラブ活動、または自然体験、芸術・スポーツ鑑賞、家族旅行などの“体験活動”に他の子育て家庭との格差を感じるときはありますか？」というアンケートを実施。「ある：主にお金がかかるから」「ある：主に親の時間がないから」「ある：その他」「ない」を選択肢に設定したところ、1,700人近くのママたちから回答が寄せられました。

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「お金がかかるから」を選択した人は902人、53.1％。「生活するだけでいっぱいいっぱい。習いごとをさせたいけれど無理」「体験をさせたくても、お金に余裕がなくて生活優先」と切実な訴えも少なくありませんでした。

また子どもが複数いる家庭からは「子どもが3人。ひとつしかやりたいことさせてあげられない」「子どもが3人に同じように習いごとをさせようと思うと家計が大変。1人当たりの上限を決めている」といった声も聞かれました。

さらに主な理由として「親の時間がない」を選択した人は23.7％。「共働きなので平日に習いごとは入れられない」「幼児クラスの習いごとは平日の日中が多く、フルタイムで働いていると通えない」など、付き添いが必要な年齢の子どもがいる場合、平日の習いごとに通うのは厳しいようです。ほかにも「休日くらいはゆっくりと休みたい」「ワンオペ育児で男児2人。時間も気力も体力もない……」といった親としての本音も聞かれました。

体験格差がある理由に「その他」を選んだ人は5.5％。「どこかに行こうとしても子どもが行きたがらない」「学校生活だけで疲れていて集中力がもたない」など、子どもの事情によって体験がままならない家庭もあります。また「離島なので限られたものしかない。させたい習いごともあるけれど、そのために引っ越しはできない」と、住む環境を理由として挙げる人もいました。

「体験格差を感じることがある」と回答する人が8割以上を占め、その背景には「親の経済状況」「親の時間の確保」に課題があることが浮き彫りとなった今回の調査。

未来を担う子どもたちを育てるのは親だけの責任ではありません。親の所得や育つ環境によって子ども間に格差が生じている実態を把握し、社会全体で子どもを育てる視点を持つことが大切なのではないでしょうか。どの子どもにも希望する学びや体験の機会が与えられるよう環境を整えていくことが求められています。

【アンケート概要】

総回答数：1,699票

調査方法：インターネット

調査月：2023年5月

調査・分析：ママスタセレクト編集部

【連載特集ページ】

https://select.mamastar.jp/837481

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