ミッション
私たち人事部は「ひとり・組織のWinのために」というミッションを掲げています。ステークホルダーである経営・事業・人に価値を届けることを意識しています。ステークホルダーの1方向に偏りすぎる価値の届け方は人事として良い思想ではなく、双方にメリットを提供することが重要と考えています。
組織構成
人事部は合計9名おり会社規模から考えると人員数は少ないです。労務・人事で分かれており、労務は給与計算、社会保険対応、法令対応、就業規則策定などを行います。人事は採用、研修、評価、人事制度、組織設計などを行います。
業務内容の特徴
人事部の業務コンセプトは意図的に業務幅を広げることです。給与計算だけ、新卒採用だけという縦割りではなく、幅広く業務をお任せします。私も「中途・新卒採用→研修・育成→評価制度・組織設計」と業務幅を広げてきました。なぜこのようなコンセプトを設けているかというと、人事は奥行きある視座が大切だと考えているからです。
例えばですが、「採用を行う必要がある」ということは、採用する事業部の戦略や組織課題が背景には必ずあります。採用だけではなく、幅広く人事領域の業務を行うことでより会社、事業、人の状況の解像度が上がり、それによってすべての業務の質が上がると考えています
マネージャーとしてコミットしていること
1つは前述のような縦割り組織ではなく、業務流動性が高い組織であるため、都度のフォーメーション設計は重要な業務だと考えています。
メンバーのやりたいことやスキルレベル、戦略上の優先度・緊急度などさまざまな変数を掛け合わせ、漏れやダブりがないようにメンバーの合意形成をとりながら設計しています。ありがたいことに自走できるメンバーが多いため綺麗にフォーメーションを整えれば、すんなり行くことが多いと感じます。
もう1つは経営・事業・人に対して積極的に深く入っていくことです。自発的に経営・事業課題を見つけ、現場と共に解決していくことを良しとしています。現場と人事の関係が受発注の関係ではなく、対等なパートナー関係で居続けることがとても重要だと感じます。そのために人事全員で結果を出し続け、モラルを守り続けることを大事にしています。
今後の業界の予測と行っていくこと
経営における人事業務の重要性は高まっていると強く感じます。投資家の人事に対する関心も高まっており、経営戦略上CHROを置く、人事組織を大規模にする企業も増えています。人生100年時代、少子高齢化といった外的環境も踏まえ、勝ち筋を探していく必要があります。そんな中、人事部としても経営・事業・人に対してどれだけ密接に寄り添い、共に変化、改善を推進できるかが重要と考えています。
これから強化していきたいこと
闇雲に人を増やすのではなく、より一層、人事部全体の力を上げていきたいと考えています。ひとりひとりが解決できる課題の数を増やすことで人事としてのやりがい、価値は向上すると考えています。そのための経験を提供し、サポートできればなと思います。
インタースペースの魅力ポイント
人事にとっての魅力ですが、さまざまな事業を保有し、さまざまな考えの人がいることが魅力です。150名ほどの広告系事業や40名規模のメディア事業、グローバル系事業、少数の新規事業などの多様なビジネスに触れながら人事を行えるのは大変有意義です。
一緒に働きたい人の特徴
役割を広げる意識と改善ができる人です。お任せしていていることの習熟度が上がってきたら、新しい役割をお任せしたいと考えています。そのためには同じ結果を短時間で出せるようになることが必要不可欠となります。
また人事という職種に熱が高い人も大歓迎です。私の好きな言葉にもなりますが、「人を活かして事業を伸ばす、事業を活かして人を伸ばす」というような感覚に共感いただける方をお待ちしています。
候補者様へのメッセージ
人事という仕事は結果が見えるまでに時間がかかる仕事です。また結果を見ようとしないと、結果が出ているのか出ていないのかわからない仕事でもあります。独特な仕事かもしれないですが、その分、やりがいの多い仕事です。
スキルに関しては入ってから伸ばすことができますので、このインタビューに共感してもらえるかどうかが当社の人事に加わっていただく一歩目だと思います。